どうして、茨城空港はなんでもリーズナブルなのか?

kuukoude
今回の疑問は「どうして、茨城空港はなんでもリーズナブルなのか?」。 

旅行好き、空港マニア、茨城県民から教えてもらったが、茨城空港はなんでも安いという。

一つの例として、海外旅行時に必要となる旅客取扱施設利用科(PSFC)は、たったの500円。

成田空港が2540円、羽田空港が2000円かかることを思えばずいぶん安い(PSFCは航空券代と合わせて支払う)。

車で空港に行きたいという方にもおすすめな空港

「いやいや、いくら施設利用料か安くても都内から茨城空港まで行くと交通費がけっこうかかっちゃうでしょう?」と思ったあなた。

当然束京駅から茨城空港ま最寄りの石岡駅までは2350円(乗車券&特急料金)、石岡駅前から茨城空港まで連結バスを使って600円、合計2950円(所要時間はおよそ2時間)。往復で5900円といいお値段だ。

しかし、東京駅から茨城空港を結ぶ直行連絡バスを使えば、たった500円{所要町間は1時問40分)

「バスや電車じゃなくて、やっぱりクルマで空港へ行きたいIという方もご安心を。1300台も止められる無料駐車場が完備されている。

完全な余談だが、東京駅-茨城空港間を結ぶバスは飛行機に乗らない人でも1000円払えば利用できる。

茨城県民は、買い物などのため上京する際、空港駐車場に車を止めてこのバスを使うようだ。

今更ですが、航空券も安い。

例として、2013年7月26日発の茨城空港-新千歳空港スカイマーク片道航空券は2万800円。

同日の羽田空港ー新千歳空港スカイマーク片道航空券は2万4800 円、差額は、4000円になる。

この航空券、キャンペーン期間なら数百円(ただし、数秒で売り切れてしまう)、早割を利用すると半額ほどで購入できる。

参考までに、同じ日に羽田から千歳へ向かって飛び立つANA便の片道料金を調べてみたら、正規科金で3万5770円と出ている。差額はおよそ1万1000 円にもなる。 

なぜ、これほどなんでもかんでも安いのだろう?茨城県企画部空港対策課に話を聞いてみることにしました。

茨城空港の安さには苦心の技が折り重なっている

「茨城空港は2010年の3月に開港したのですが、建設中にJALやANAといった国内航空会社が経営不振に陥っておりました。地方の空港は赤字を抱えているところが多く、JAL、ANAは茨城空港のような地方空港には就航してくれないたろうなあという状況があったのです」。

空港を作ったものの、就航してくれる航空会社かないなんて悲惨すぎる………そこで、茨城空港はある作戦に出たのだそう。

建設途中で計画を変更したんです。

ローコストキャリア、いわゆるLCC(航空機の種類を限定、座席を小さくして全体の席数を増やし、機内設備を簡素に仕上げて、機内食を有利化、サービスを減らしてコストを削減している格安航空会社)に的を絞ったターミナルを作ることになりました。

空港はいわば街の顔的な存在。

言うまでもなく茨城だってカッコイイ飛行場がほしかったんですよ。でも、名を捨てて実を取るといいましょうか、ガラス張りのおしゃれな空間を普通の壁にしてみたり、ポーティングブリッジ(ターミナルビルと機体をつなげる蛇腹状の橋)をなくしてタラップにしてみたり。飛行機は一般的に前向きに駐機して特別な車両でバックさせてから飛びたつのですが、機体を斜めに止めてもらうようにしてトーイングカーを使わないことにしています。

しかも、成田などの大型空港は1階でチェックインして2階から飛行機にこ乗り込むといったかたちになっておりますが、そうすると人件費もたくさんかかります。

茨城空港では、1階でチェックイン、I階から乗り込みますので時間短縮、人件費も削減できております。ここのような工夫を重ねてお客様からいただく費用をお安くくしているんですよ」。 

なんとまあ、茨城空港の安さには、聞くも涙、語るも涙の苦心の技が折り重なっているのだった。

であれば、利用客も順調に増加しているのだろうか。

「はい。開港時はアシアナ航空のソウル便が1日1便しか飛んでいなかったので旅客実積は1年で20万人ほどでしたが、昨年は40万人を超えました」。

 は……拍手!!地方空港の9割は赤字という報道もある状況の中で、これはかなりの大健闘。それに加えて、2011年には国内の空港で初めてオーストラリアのシンクタンクによって「ベストLCCエアポート」に選ばれた。

今日では、スカイマークのほか。中国の春秋航空も就航。国内線としては、神戸・札幌・那覇に加えて、宮古・石垣(7月10 日より就航、那覇乗り換え)の便がある。国際線には、上海とソウル便がある。今からの行楽シーズン、茨城空港から出発という選択肢もアリではないでしょうか。 

その一方で、「関東圏以外に住んでいるから、茨城空港までが遠い」『行きたい場所までの便がない』などという方もいらっしゃるかも知れません。そこで、一茨峨空港以外のおトクに使える空港』を調べてみました。
 
一つめは関西国際空港。この空港には。

LCCが国内線・国際線を合わせて国内最多9社就航、LCC専用ターミナルがある。

国内線では、札幌、仙台、成田、福岡、長崎、鹿児鳥、那覇、石垣、国際線では、台北、香港、釜山、ソウル、クアラルンプール、マニラ、ゴールドコースト、シドニー、ケアンズ、シンガポール、ダーウィンに向けて飛んでいる。

LCCは深夜や早朝発着が多いが、1日約1000便のリムジンバスが大阪市内だけでなく、京都、奈良、和歌山、徳島、岡山など各地へ運行しているので利用すると便利である。 

さらに、関西圏の方が上海に行く時には、高松空港も意外な穴場といえる。新大阪駅とJR神戸駅から鳥松空港行きの無料バスが出ていて(利用条件あり)、例として7月28口の高松ー上海便・春秋航空利用の片道切符は1万9 000円。同路線のチケットは早割やキャンペーンが適用されれば片道4000円まで下がるそう。

ちなみに、旅客取扱施設使用料は無料。

駐車場も利用条件によって無料になるとのこと。ほかにも、中部国際空港セントレア、北九州空港や有明佐賀空港、長崎空港、那覇空港にLCC系の国際線があり、安く海外へ飛び立てる。

施設使用料も無料もしくは格安だ。 

お金はないが時間はある。

そんな方は地方空港&LCC系&航空会社を使ってお安く旅行してみるのはいかかだろうか。

地方財政にちょっぴり頁献をしつつ、おトクな旅ができるかもしれない。

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