どうしてJC08モード燃費表示がない輸入車があるか?

yunyuusha
宇宙人であろうとも不思議に感じるクルマ界のクエスチョンに近づくこの企画。

今回、宇宙人が不思議に感じたことは、「どうして輸入車においてはJC08モード燃費を表示してないパターンがあるのか?」だ。 

今日では、国産車においても輸入車であっても燃費のよし悪しは新車オーダーの重要な要素と考えられるもの。

購入しようかどうか考えてる車の燃費性能がどうなっているかは当然興味深いところ。

それにもかかわらず目録に燃費データが表記されてないというのは心配のたねだ。

UFOに乗って移動している宇宙人も(どうしてなのか?)関心を持っているようで……。

燃費表示が見えない輸入車はハイクラススポーツカー?

だったら、いかなる輸入車がJC08モード燃費の提示が見えないのか? 

主要なブランド名を挙げてみますと、ルノー、フェラーリ、マセラティ、フンボルギーニ、ロールスロイ ス、ベントレー、アストンマーアン、ロータス、シボレーといったもの。

これ以外に、キャデラックの一部モデルやメルセデスベンツではAMGシリーズの一部、ポルシェではパナメーラや911の一部分モデルなども燃費データの提示などない。

それらのものを目にするかぎり燃費提示がないのは、ハイグレード車やスーパースポーツカーのブランドばっかりだ。

その中においては、コンパクトカーや5ドアハツチバック車というフツーの小型車もラインアップしているルノーもあるのだけれど、新しいルーテシアやコンパクトSUVのキャプチャーなどもJC08モード燃費の提示が見えない。

そこでルノーに今回の本題、「どうしてJC08モード燃費を公表してないのか?」をストレートに尋ねてみたところ……。
 
「現時点、ルノー車は日本での販売数がそれ程多くありません。その結果型式指定制度ということじゃなく、販売数が多くない自動車に適用されている簡易的な届け出さえすれば済む認証制度を活用して登録しています。

そして、その国交省に提出する一時的な届け出の要件にはJC08モード燃費 がないため、目録にもJC 08モード燃費の提示が見えないのです」(ルノー・シャボン広報)

型式限定した輸入車はJC08モード燃費が存在

ニューモデルを生産したり輸入したりして日本で車を走行させるためには、安全性や社会環境などの技術判断基準に適合しているかを国が確認して認証することが重要である。

その基準がクリアされているかは、1台1台確認するのが言うことなしだけれど、台数の多い車の種類を1台1台100%確認、審査するのは大変だし、最初から現実的でない。

そういうわけで、型式指定といった制度がある。

保安基準への適合性などをパスして認定された車両型式の車については、一緒の型式であれば同じ車として承認しようというのが型式指定制度で、一般的に考えて国産車やいろいろな輸入車が認可を使っているのがこの方法。

型式指定制度では、最初に申請を行い、少し経つと申請のあった車両型式の車について 合性がジャッジされるのだけど、その審査には諸元測定もしかりで、騒音や排ガス測定など細かい検査を実車で判断して行うことが重要である。

この検査事項のひとつにJC08モード燃費の測定が準備されたため、目録などに燃費データが表記されるのだ。

その結果、JC08モード燃費の提示がある輸人車は型式指定制度で承認された車という事。

いっぽう、JC08モード燃費の提示がない輸入車は、前文のルノーと同じくらいの暫定的な認証制度度で認定された車ということになる。

この暫定的な認証制度とは、PHPと称される輸入自動車特別取扱制度というもので、少しの輸入自動車の為の口理化された認証過程のこと。

日本への輸入台数がI型式 あたり年間5000台以下の車に適用となる。

PHPは、NEW検査は1台1 台の車両提示が求められるけれど、それは簡単化されたやつで、審査は暫定的な提出書類のみで0K。

型式指定制度ならば、型式限定した車の新規検査は車両提示がいらないけれど、その前に種別ごとの車両の検査やメトカーが1台ごとに完了検査を行ったりし